エンロンとストック・オプション

 

 ただし、エンロン事件を契機にして、ストック・オプションの費用計上に踏み切る企業が増えてきた。

2002年7月にコカコーラが費用計上する方針を発表したのに続いて、ゼネラルエレクトリック、ゼネラルモータース、シティグループ、バンク・ワン、ワコービア、ドール・フード、ワシントン・ポストなど大手企業がこれに追随する動きを見せた。

 ストック・オプションの費用認識で大きな影響を受けるIT関連企業では、2002年7月、アマゾン・ドット・コムとコンピューター・アソシエイツ・インターナショナルが費用認識の方針を決定したが、一方で、インテルやアプライド・マテリアルズ、マイクロソフト、シスコシステムズなどは、ストック・オプションを費用計上しないことを表明した。